経年劣化対策としてLED化を推奨しています

照明器具には寿命があることをご存知ですか?経年劣化した照明器具は様々な不具合を発生してトラブルの原因となります。
又、照明器具のリニューアルとしてLED照明を採用される大きな要因は、電気料金削減が期待できることにあります。
省エネだけでなく、地球温暖化問題や今後発効される水俣条約により、ますますLED化は加速していくことになります。
経年劣化対策としてLED化を推奨しています


築15年以上のマンションについては、経年劣化により照明器具交換が必要だとご存知ですか?

→ 一般に照明器具の耐用年数は15年と言われています。

築15年以上のマンションについては、経年劣化により照明器具交換が必要
築15年以上のマンションについては、経年劣化により照明器具交換が必要
築15年以上のマンションについては、経年劣化により照明器具交換が必要
築15年以上のマンションについては、経年劣化により照明器具交換が必要

関係資料を確認してみますと、

  1. 建築付帯設備のうち照明器具を含む電気設備の法定耐用年数は15年と決められております(国税庁)。
  2. 電気用品安全法では、照明器具などの電気絶縁物の寿命を40,000時間としています。
  3. JIS C8105-1の解説では適正交換の目安は通常使用で10年としています。
  4. 一般社団法人 日本照明工業会ガイド111では、耐用年数を「適正交換時期」と「耐用の限度」に規定しており、「適正交換時期」を8~10年、「耐用の限度」を15年としています。業界としては「適正交換時期」を器具の寿命と考えています。

照明器具にも寿命があります。特に10年を過ぎてから点検をせずに使用されますと、外観は正常でも安定器の巻き線・ソケット・電線などの電気絶縁物の劣化(絶縁不良)などにより、発煙・発火・感電などの原因になることがあります。なお、この現象は使用条件・環境により大きく異なります。安全を確保するためには1年に1回は自主点検を行い、3~5年に1回は専門家による点検を行ってください。

時々しか使用しない照明器具の寿命は、使用条件・環境により大きく寿命は異なりますが、安定器、ソケットや電線など電気絶縁物の絶縁劣化による寿命は1日10時間、1年3,000時間点灯で10年と考えられています。
使用していなくても電気絶縁物の経年劣化は見えない部分で進行していることがありますので、一般的には照明器具の寿命の目安を10年としています。10年をはるかに超えて使用している照明器具は、器具ごと交換したほうが安心なのです。

日常生活の中で当たり前のように使われている「照明」。日々の暮らしに欠かせない大切な器具でありながら、あまりにも身近な存在であるため、特に気にしていないという人も多いかもしれません。しかし、電気を使う設備機器である以上、安全に利用するための配慮が必要です。

例えば、「照明はランプや電球を交換さえしていれば問題ないんじゃないの?」なんて思っていませんか? これはとんでもない誤りで、実は照明器具には寿命があり、長期間使用すると経年劣化により発煙事故などを引き起こす可能性があるのです。事故が起こってからでは手遅れ…。そのようなことにならないよう、定期的な点検は不可欠です。

長期間使用すると経年劣化により発煙事故などを引き起こす可能性があるのです

照明器具の寿命は10~15年が目安です。

ダウンライトやシーリングライトをはじめ、照明器具には様々なタイプが存在する

「ランプや電球を交換さえすれば、照明器具はいつまでも使える」と考えるのは誤りです。なぜなら、たとえ照明器具自体の外観に変化や異常がなくても、照明器具を設置して8~10年が経過すると、内部の劣化が時間の経過とともに進行しているからです。こうした理由から、使用開始後一定期間が経過したら、何の問題がなくても他の一般的な家電製品と同じように、一度点検してみることをおすすめします。

ダウンライトやシーリングライトをはじめ、照明器具には様々なタイプが存在する

日本国内には、約9.5億台の照明器具が稼働しているといわれていますが、その内訳は、蛍光灯が約6億台、次いで白熱灯が2.8億台と、この二つが多くの割合を占めています(2008年度ベース 一般社団法人日本照明器具工業会調べ)。
そして、全体の約6割を占める蛍光灯に代表される放電灯器具には、放電を安定させるために「安定器」が使用されていますが、この安定器などの部品内部が経年使用により劣化していくわけです。劣化が進むと、機器自体を交換しなければなりません。交換時期の目安は使用環境や点灯時間にもよりますが、およそ8~10年(※)、耐用の限度は15年とされています。
※周囲温度30度以下、1日10時間点灯、年間3,000時間点灯の場合(周囲温度が高い場合や、 点灯時間が長い場合には交換時間が短くなることも。JIS C 8105-1 解説による)

劣化が進むと思わぬ事故を引き起こす危険性が!

寿命を過ぎた照明を使い続けると、内部から発煙することも…
寿命を過ぎた照明を使い続けると、内部から発煙することも…

とはいうものの、「24時間365日点灯しているわけじゃない」とか、「時々しか使わない場所の照明は大丈夫」と考えている人も多いのではないでしょうか?

確かに、使用条件や環境によって照明器具の寿命は大きく異なります。それでも、器具内部に使用されている安定器やソケットが劣化により寿命を迎えるのは、1日10時間、1年3,000時間点灯した場合で10年と考えられています。また、これほど頻繁に使用していなくても、目に見えない部分で劣化が進行しているということもあります。
こうしたことから、日本照明器具工業会では、日々の照明を安心してお使いいただくため、照明器具の点検・交換の目安を10年としているのです。

劣化した照明器具を使い続けると、思わぬ事故を引き起こす危険性があります。例えば、コードが熱を帯び、焦げくさい臭いがしたり、内部の安定器から煙が出たり、内部のインバータ(電力交換装置)から蒸気が出ることも…。
言うまでもないことですが、こうした症状は大きな事故を引き起こす原因となりえる事態です。大きな事故にならないうちに、ぜひ、買い換えるなどの適切な対応を行ってください。安全や省エネ、地球環境保護という観点からも、長期間使用されている照明器具は早めの点検・交換をおすすめします。

チェックシートを使って、年に1回は照明器具を点検しよう。

交換するならLEDの照明器具が耐久性、コスト面からおすすめ
交換するならLEDの照明器具が耐久性、コスト面からおすすめ
照明器具の劣化は、8~10年くらいから発生します。「照明器具」と一口に言っても、シーリングライト、ダウンライト、ブラケット等々、種類だけでも様々なタイプがあります。マンション共用部分の照明器具の定期点検は、具体的にどうしたら良いのでしょう?
共用設備については、一般的に管理会社により実施されているところですが、専有部分も同じですのでご参考下さい。

照明器具には下記のような銘板(ラベル)が付いているので、器具を点検する前に、まずは確認してみましょう。 銘板(ラベル)には製造年が書かれているため、数値を見れば、その器具が交換時期にきているかどうかが判断できます。もし銘板が付いていない場合は、製造ロットを確認し、メーカーなどにお問い合せください。
なお、製造年が記載されていない場合、ほとんどの製品が製造されてから10年以上経過していると思われますので、速やかに交換したほうが良いでしょう。

照明器具の銘板(ラベル)

また、簡易点検のための安全チェックシートがありますので、これを利用して1年に1回は照明器具を点検するようにしましょう。安全チェックシートは、日本照明器具工業会のホームページに掲載されているほか、照明器具メーカーのホームページや、製品のカタログ・取扱説明書などにも紹介されています。

安全チェックシートには、以下の点検項目があり、設問に該当する場合は「事故防止のためすぐに使用を中止し、新しい照明器具にお取り替えください」といった処置手順が記されています。

  • スイッチが入っても点灯しない時がある
  • 器具から変な音がする、焦げ臭いにおいがする
  • ランプ交換したのに頻繁に切れる
  • 器具が変色していたり、錆が目立つ
  • 漏電ブレーカーが動作して停電になる

10年を超えた照明器具は順次取り替えを。

銘板プレートの確認や、チェックシートの点検で寿命を迎えたことがわかった照明器具は、たとえ現時点で問題がなくても順次取り替えていくようにしましょう。

劣化した部品だけを交換して使用するという方法もありますが、メーカーが保有している補修用部品の保管期間は、製造打切り後6年間が一般的です。そのため、器具が古いと部品の入手が困難なことや、仮に部品が手に入り交換が可能になったとしても、パッキン、樹脂などは見えない部分で劣化が進行していることがあります。つまり、一部の部品を交換しても器具全体の安全は担保されていないこともあるのです。使用条件・環境によって影響範囲は大きく異なりますが、10年をはるかに超えて使用している照明器具は、器具ごと交換したほうが安心です。

また、古くなった照明器具は最新のものと比べて消費電力が多く、省エネという点から考えても交換するメリットがあります。照明器具を交換する際には、ぜひ省エネ効果の高いLED照明器具を選んでみてはいかがでしょうか。

【ご参考】専有部のLED照明器具購入時の注意点

専有部で使用している最も身近なシーリングライトを購入する際の注意点をご紹介します。
シーリングライトを購入する際の注意点
  • 部屋の広さと明るさに合ったものを選ぶ
    照明器具の売り場に行くと多くの商品があり迷ってしまいがちですが、大切なポイントはまず部屋の広さに合った照明器具を選ぶことです。商品を説明するPOP広告などには「適用畳数」が明示されていますので、それを参考に設置する部屋の広さと同程度か、それ以上の適用畳数の商品を選びましょう。
  • 調光や調色などの機能を確認する
    現在発売されているLEDシーリングライトは、調光や調色などの機能を有するものが多くありますが、例えば、「調光はできるけれども調色はできない」、「調光は10段階できるけれど調色は5段階」など、すべての商品に同じ機能が付いているわけではありません。さらには、センサーが外の光を検知して照明の明るさを自動で調整するものや、くつろぎモード、お休みモードといったモード機能まで多種多様。疑問点は販売店で質問し、自分に必要な機能、もしくは好みの機能が付いているかを確認の上、商品を選んでください。
  • 光の広がり方はショールームなどで確認する
    パンフレットやホームページなどを利用して明るさを確認するのも一つですが、やはり実体験をした方が「こんなはずじゃなかった…」というミスを防ぐことができます。売り場やショールームで点灯し、光の広がり方を確認してから選ぶと良いでしょう。

「ランプ(電球)」のみを交換する際の注意点。

設置されている照明器具の中には、LEDランプに交換できないものがあることをご存知でしょうか。例えば、器具の形や大きさによっては市場で販売されている電球型LEDが入らないことがあります。理由は、同じ明るさを確保しようとすると、従来の蛍光灯や白熱灯に比べてLEDの方が大きくなってしまうためです。また、蛍光灯や白熱灯に比べるとLEDの方が重いため、既存の器具には重量オーバーで取り付けられないこともあるのでご注意ください。

その他、調光器具や密閉形器具にはそれぞれ対応したタイプのランプを使用する、ガーデンライトなど屋外で使用する器具には使用できないランプがあるなど、購入する前にパッケージを確認したり、店員の方に聞くなども行ってください。

当然、新たに照明器具そのものをLED照明器具に交換する場合、これらの問題点はクリアしているので、心配はいりません。ご安心ください。

省エネ対策に期待できるLED照明のメリット

10年間交換不要

  • 1日12時間点灯で9~10年以上の長寿命
  • 一般蛍光灯の3倍~6倍以上長持ち
  • ランプ交換や維持管理費用を大幅に削減
10年間交換不要

電気代を大幅に削減

  • 蛍光灯タイプ
    約70%削減(40WがLEDだと13W~)
  • 白熱灯タイプ
    約85%削減(60WがLEDだと5W~)
  • 水銀灯タイプ
    約70%削減(100WがLEDだと32W~)
電気代を大幅に削減

空調消費電力も削減

  • 空調機の消費電気料金を約10%~30%削減
    LED照明は発電量が少ない(熱くならない)ため、冷房効率が上がり、空調電気代を下げるメリットもあります。
空調消費電力も削減

安全・耐震対策に優れている

  • 落下しても割れない
    LEDの灯カバーはガラスではなくアクリルポリマー素材のため、衝撃と振動に強いという特徴があります。
安全・耐震対策に優れている

安心・人にやさしい

  • 1日12時間点灯で9~10年以上の長寿命
  • 一般蛍光灯の3倍~6倍以上長持ち
  • ランプ交換や維持管理費用を大幅に削減
安心・人にやさしい

地球環境にやさしい

  • 既存照明より約30~80%のCo2削減を実現。
    1日12時間点灯、蛍光灯45個が設置された事務所基準で、年間1,768kgのCo2削減効果があり、これは126本の杉の木が年間に吸収するCo2量に該当します。
地球環境にやさしい

お部屋内LED”あかり”のご相談

このようなことでお困りになっていませんか?

電気料金の削減でLEDを検討しています。ただ、簡単に交換できるのかな?

LEDの特徴

  • 長寿命
  • 小型・軽量
  • 点滅性能に優れる
  • 可視光以外の放射がほとんどない
  • 衝撃に強い
  • 環境に有害な物質を含まない

さまざまな特徴を有するLEDですが、電球交換だけで簡単にLED化が出来る場合とそうでない場合(器具ごと交換しないといけない場合)があります。LED電球は全ての器具に適合するわけではありません。

LEDの特徴

照明の調子が悪いんだけど寿命ですか?やっぱり交換しないといけないの?

照明器具の寿命は、15年が目安です。意外と知らない照明器具の寿命についての参考写真です。

経年劣化が進んだ照明器具1
経年劣化が進んだ照明器具1 外回りの照明器具は、雨水進入などによる漏電の恐れがあります。
経年劣化が進んだ照明器具2
経年劣化が進んだ照明器具2 ソケット部も熱により樹脂が劣化して、ひび割れを起こし、点灯不良やランプ落下の原因となります。
寿命末期の安定器内部
寿命末期の安定器内部 ビニル電線被覆が熱のために変形してもろくなっています。このまま使用を続けると発煙等の危険を招くことにつながります。
塩害による腐食
塩害による腐食 経年劣化や塩害による盤の腐食は雨の侵入などが原因の漏電事故につながります。
雨水による腐食
雨水による腐食 器具のパッキングが劣化することで雨水が進入して金属部の錆が顕著となります。
絶縁不良による漏電の原因となります。
不適合なLED化
不適合なLED化 口金がE26の場合、コンパクト蛍光灯からLEDランプに交換することは可能です。
但し、適合しないLEDランプを無理に取り付けるとソケット部の熱によりランプの寿命を著しく短命にすることになりますので注意が必要です。

LEDには多機能な物があるんですか?どれが良いのかわかりません…。

2つのあかりを1つの電球で楽しめるタイプがあります。昼白色と電球色を使い分け、気分に合わせて部屋の雰囲気を変えることができます。

また色温度6200Kの明るさでは、白と黒のコントラスト感がアップし、文字がくっきり読みやすく、(公社)日本PTA全国協議会の推薦商品にも認定されています。

玄関やトイレに使用することで、無駄な点灯を防ぎ上手に節約する、センサー付きの電球などもございます。

LEDには多機能な物があるんですか?どれが良いのかわかりません…。

どれくらい費用が掛かるのか教えていただけますか?

こちらからお気軽にご相談ください!