近い将来に大規模修繕工事があります。その時点でLED化を検討していますがどのように思われますか?
最近は大規模修繕工事の時にLED化を検討されている管理組合様は多いようです。
大規模修繕工事においては、管理組合様が多額の費用を支出することもあり、LED化するのに良いタイミングであることは現実的であると思われます。
器具交換時の日焼けあとの塗装工事が必要な場合も一緒にできるメリットもあります。
ただ、注意しないといけないこともあります。
大規模修繕工事は専門業者が行う場合が一般的です。
新築工事とは違い皆さんが住まれている状態での工事ですのでノウハウと独特の仕事の進め方があるためです。
通常の工事であれば安心してお任せできますが、設計・監 理業務を一式で依頼する場合において、LEDについての知識と器具選定が適正であるかどうかをご確認ください。
管理会社様や設計事務所様に設計・監理を分離発注する場合などは特に注意してください。
LED工事含め一括発注してコストダウンをはかることも手法の一つですが、「安かろ悪かろ」ではあとで困ります。
昨今は、LEDの技術革新が進んだことや商品ラインナップが多種多様になったことなど、それと価格が安くなったこと 又、一回目か二回目以降の大規模修繕工事では器具の選定も変わってきます。
これらのことがきちんと反映され ているかが大切です。
実際にそのようなことが反映されているかを理事や専門委員会のみなさんが判断されることも 難しいと思われますので、器具選定(メーカー選定共)および提案内容説明を十分に受けられるか、LED専門業 者に意見を聞くなど、長く使用するものですので後で後悔する事の無いようにしていただければと思います。
弊社は、削減金額や費用対効果が大きい場合、またLED化工事以外の塗装工事や大規模修繕工事と一緒に しないといけない工事が無い場合、時期を大規模修繕工事と一緒ということにこだわる必要は無いと考えています。